◇松本峠ウォーキング&坐禅体験ツアーについて(令和6年11月限定)
熊野古道世界遺産登録20周年を記念して、熊野古道伊勢路・松本峠を歩き、世界遺産熊野古道館にて坐禅体験を行うツアーを実施します!
是非、この機会に、心身のリフレッシュと深い精神的な体験を体験してみませんか?
ツキノワグマの出没にご注意ください
熊野市内でも、熊の出没が確認されるなど、ツキノワグマに遭遇する可能性がありますので、山に近づく際は十分注意してください。
■熊野古道とは
和歌山県南部の熊野三山への参詣路。
紀伊山地をたどる遠隔参詣路で、その道筋はさまざま。熊野街道とも言います。
京から難波(なにわ)を経て海岸沿いに田辺へ、田辺から山間を本宮に至るが紀伊路で、途中遥拝(ようはい)休憩路は田辺から山間をたどる中辺路(なかへち)に分かれます。
伊勢を回る伊勢路、十津川路、北山路、高野山を経る高野路、大峰山中をたどる修験の峰入路などがあります。
2004年(平成16年)「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
■歴 史
熊野周辺は、日本書紀にも登場する自然崇拝の地でした。
907年の宇多法皇の熊野行幸が最初と言われています。熊野三山への参詣が頻繁に行われるようになったきっかけは、1090年の白河上皇の熊野行幸からと言われています。白河上皇はその後あわせて9回の熊野行幸を行いました。これにより京都の貴族の間に熊野詣が行われるようになりました。その後、後白河上皇も33回の熊野行幸を行っています。
江戸時代に入ると、伊勢詣と並び、熊野詣は、広く庶民が行うようになったと言われています。一時は、熊野付近の旅籠に一日で800人の宿泊が記録されたこともあったようです。
明治維新後、神仏分離令により熊野古道周辺の神社の数は激減します。熊野詣の風習も殆どなくなってしまいました。熊野古道自体は、大正から昭和にかけて国道が整備されるまで、周囲の生活道路として使用されつづけられました。
■伊勢路 ~伊勢神宮から熊野三山への参詣道~ (世界遺産)
■世界遺産熊野古道伊勢路のガイドについて
熊野古道伊勢路をガイドする「熊野古道語り部友の会」の案内で熊野古道を歩いてみませんか?
美しい石畳や絶景などの見所や、歴史・文化について楽しく説明していただけます。
語り部の申し込み・お問い合わせは下記リンクをご覧ください。
「熊野古道語り部」:http://www.kumanokodo-iseji.jp/higashikishu/kataribe_irai.html